ヒアルロン酸注射が発売された当初、最初に自分の腕に注射してみたところ、いきなり注射部分か赤くはれるアレルギー症状が出てしまいました。その後おそるおそる注射した、20人中1人にアレルギーによる発赤が出たため、トラブルを起こす割合としては、コラーゲンよりはるかに高いのではないかと不安になり、積極的に使用することは控えています。異物を注入することには特別に慎重ですので、新しく開発されたヒトコラーゲンやヒアルロン酸を積極的にはおすすめしていませんが、牛コラーゲンにアレルギーがあって使用できない場合などに、危険性や、長期間繰り返し注射した場合の安全性は100%わかっていないことを説明して、さらに牛コラーゲン同様、皮内テストを行ったうえで、慎重に少量ずつ使って様子を見ています。アレルギーはひとたび反応を起こすと、赤くはれ上がる症状が数ヵ月つづくのでやっかいです。ヒアルロン酸そのものは、アレルギーを起こしませんが、製造過程でどうしてもそれ以外の不純物や微量のタンパク質がまざり込みます。その微量なタンパク質などにアレルギーを起こす司能性があるので、念のためコラーゲンと同様に皮内テストを行ってから注射したほうがよいと考えて、それを実行している医師もいます。コラーゲンのタンパク質量と違って、微細な量なので、ほとんど問題は起こらないはずですが、ある量を超えて注入するとアレルギー症状を起こすこともあることが報告されています。
血糖とインスリンの濃度が最高値になるのは、食べはじめてから約20〜50分ぐらいたったときです。したがって、早食いをするとじゅうぶんに満腹感を覚える前に必要以上にたくさんの食事をとってしまうことになります。人間の食欲の起こるしくみは、それだけではありません。食欲全体を制御している最高司令部は、視床下部の上司にあたる前頭葉の大脳皮質と呼ばれる部位にあるといわれています。ここは、人間の精神や意志、あるいは情緒など、きわめて次元の高い精神活動をつかさどっている場所でもあります。そのため、意志薄弱な人がつい食べ過ぎてしまったり、失恋や仕事のストレスで精神的に不安定になっているときに、「やけ食い≒気晴らし食い」といった異常な食行動に向かってしまうのです。このようにして欲求不満を解消していると、それまでのダイエットが台無しになってしまいます。早食いややけ食いでダイエットに挫折しないための知的な食べ方を身につけることが、ダイエット成功の重要なポイントだといえるでしょう。
近年、頭を良くする成分のDHA(ドコサヘキサエン酸)を多量に含むということで話題になったマクロだが、輸入品の急増とともに、新たなる問題が浮上してきている。食品衛生法で使用が認められていないCO(一酸化炭素)を添加した冷凍マクロの切り身がスーパーなどにでまわっているというのだ。しかも一般消費者には全く見分けがつかず、専門家でさえも見分けるのが難しいという。では、COを添加したマクロの何が問題なのだろうか。一般に、マクロは刺身で食べられることが多く、切り身で売られている。だから、鮮度は切り身の色やつやなどで判断するしかない。新鮮なマクロの切り身は鮮やかな赤色をしているが、通常、時間がたつにつれ酸化がすすみ、褐色へと変化してしまう。このことは食事を用意したり、つくったりする人であれば、経験的に知っていることだ。しかし、驚いたことにこのCOを添加したマクロは、時間がたっても褐色に変色しないのだ。CO自体の毒性はともかくとしても、この時間がたっても変色しないことが問題なのである。マクロを購入する際に、CO添加のマクロは変色しにくいから、消費者が鮮度の判断を誤ってしまうおそれがあるのだ。