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大手予備校の窓口

模試に関しては、大手予備校のばあい、受講生になれば、無料(必修として含まれるばあいもある)、割引などの特典があります。このばあい、なにが無料(必修)で、なにが割引になるか、その対象模試を、しっかりチェックしておきましょう。無料(必修)模試は、可能なかぎり受けましょう。また、大手以外の予備校・塾でも、大手予備校の模試や、出版社系の模試(旺文社模試、進研模試など)が受けられます。模試の結果は、最終的に志望校を決定するさいに、重要な資料になりますので、受けられる模試には、どういうものがあって、料金はいくらかかるのか、などをチェックしてまた、大手、準大手とも、独自の校内模試を行っていますので、そのスケジュールもチェックしておきましょう。模試は、多少割高になることもありますが、予備校・塾を通さなくても、書店や大手予備校の窓口に行けば、直接自分で申し込むこともできます。

学力が低いままでも進級できる

学力が低いままでも進級できるのが、日本の教育システムである。小学生や中学生のうちに何とかしなければ、学力の低い大学生や大人になってしまう。とにかく、小学生のうちなら学習習慣がつけやすいし、もし遅れ気味になったとしても、ちょっとした努力をすれば、長い休みの間で遅れを取り戻せる。ところが、中学生になってからでは、学習習慣をつけるのが大変なだけでなく、遅れを取り戻すのにも時間がかかるのだ。成績が1と2ばかりで悩んでいるお子さんがいたら、遅れを取り戻すには中学生では遅すぎることが多いことを知っておいてもらいたい。ただし、中学の段階で遅れを取り戻す唯一の方法は、目標を持って計画を立て、他の人の二倍の努力をすることである。その時、補習塾や個別指導塾を利用するのもよい。これを一年間続ければ、平均点は取れるようになる。

テストの成果をデータ化

一卵性双生児が、仮に、まったく異なった環境で育てられて、お互いに相手の存在を知らないまま一〇年後、二〇年後にポッと出会ったとしましょう。生まれて以来、別の家庭で育ち、食べ物も生活習慣も違うはずです。にもかかわらず、遺伝子はまったく同じなので、目鼻だちや体形などがあまりにも似ているため、お互いに仰天するでしょう。似た病気にかかりやすいといった共通点が見られるなど、そっくりに育つ例が多いのです。では、相違点はないのかといえば、やはりあります。その最たるものが脳の中身なのです。脳は遺伝的資質より後天的教育に多くの影響を受けるからです。たとえば、脳の素質は同じでも片方の親が猛烈に教育熱心で、もう片方の親が教育に無頓着ならば、学力に差が生まれます。また、育ったときの人間関係でも性格への影響度が異なりますから、それが性格の相違として表れるかもしれません。そこに脳のソフト研究のテーマが潜んでいます。もし、あなたがそうした立場にあるのなら、ご自分で検証されると、おもしろい結果が得られるかもしれませんね。願わくば、その結果を教えていただければありがたいと思います。脳のソフト研究については、日が浅いということがあるので仮説が多いのです。これはやむをえないことで、人体実験ができないし、脳を人工的につくることができないということもあるでしょう。ただし、倫理に抵触しない実験なら可能です。たとえば試しに時期を限定して、一方のグループには暗記だけさせ、もう一方のクループには暗記量が少ないかわりに理解できるような入門書を読ませて、そのテストの成果をデータ化するなどという手法です。これらの実験で得られた結果を勉強に応用することは、ある程度は可能かもしれません。